本日、八女からお泊まりのお客様が

「隠れキリシタンのものではないだろうか？？」

と、アクセサリーのようなものを持ってこられました。
(上の写真・100円ライターくらいの大きさ)

100年程前、八女に茶摘みの手伝いに来られていた天草の方が、その際に失ってしまった物らしいのです。随分年数が経っていることもあり、はっきりとは判りませんが、マリア様が子供を抱えているようにも見えないことはありません。
お客様の話によると、その方はこれをとても大事にされていたようで、「その方は隠れキリシタンだったのでは・・・」と、ずっと気になっていたのだそうです。

「隠れキリシタンに関することだったら、ここでしょ！」
というわけで、早速お客様と天草市有明町にある「サンタマリア館」まで、確認に行ってきました！ ちょっと「お宝鑑定団」のような気分でワクワクします。(^o^)

サンタマリア館の浜崎館長によると、「一般的なマリアとは姿が違うので、隠れキリシタンに関する物ではない可能性が強いのでは・・」とのことでした。
（ひょっとしたら・・・なんて思ったのですが (^_^; ）

「サンタマリア館」には、浜崎さんが40年かけて集めた、厳しい禁教時代に信仰のために色んな工夫を凝らした隠れキリシタンの貴重な資料（マリア観音や掛け軸など）約250点が展示してあります。
岬亭から車で15〜20分くらいのところにありますので、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。(^o^)

■サンタマリア館のご案内
熊本県天草市有明町大浦578
tel:0969-54-0501

※サンタマリア館の過去の紹介記事
//www.misakitei.co.jp/tsushin.cgi?mode=view;start=1;Code=296